こどもキッチン@女池小学校

新潟市立女池小学校にて、こどもキッチンを開催しました。今回使用する食材は、鳥屋野潟の鯉。地域の名料理人・佐藤豊さんに教わりながら、「シーフードバーガー」を親子で一緒に作りました。

はじめに、鳥屋野潟漁業協同組合の大野さんと小林さんから、潟の魚や植物、潟での漁や暮らしについてのお話。

大野さん「この魚はなんでしょう?」

小学生「雷魚!」

など、クイズ形式での学びに子ども達は盛り上がります。

鳥屋野潟のミドリガメを具材にした「ミドリガメカレー」の話には保護者の皆さんも驚いていました。

潟について学んだ後は、親子で一緒に調理実習。鯉のミンチをこね、焼き、野菜やチーズと一緒に挟み、自分の手でシーフードバーガーを作ります。ミンチを固める時にはしっかりと空気を抜くことや適度な焼き加減など、佐藤豊さんに教わりながら作っていきました。

試食の際には、シーフードバーガーの他に、佐藤さん特製の「鯉こく」と「鯉のあんかけ」もいただきました。「魚じゃなくてお肉みたい!」と美味しそうに頬張り、鯉こくのおかわりもたくさん出ました。

「鳥屋野潟の魚を初めて食べたけど、美味しかった」「身体が温まる鯉こくが美味しかった」「お店であったら頼みたい!」と、ポジティブに初めて食べる潟魚を受け止めてくれたようでした。これをきっかけに、子どもも大人にも地域への「気づき」が生まれればと思っています。

参加者の皆さん、漁協の大野さん・小林さん、佐藤豊さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。